_内田_
自律神経のバランスはシーソーのような関係⁉
新緑の季節。そして五月晴れと、気持ちの良い季節ですが、暑つさを感じる日が続いていますね。
急に暑くなり、身体が暑さについていけなくて・・・
だるさややる気が出ない、眠れない、肩こり、腰痛など不調を起こしていませんか?
前回のブログで五月病についてお話させて頂いています。
気温差に身体がストレスを感じて、自律神経のバランスが乱れてしまうことをお話させて頂きました。
「自律神経の乱れ」という言葉は、かなりポピュラーになっていますが、実際に自律神経がどんな
働きをしているのか、ご存じですか?
どんなことが私たちの身体の中で起こっているのでしょう。今回は、自律神経のことについて
お話させて頂きます。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
《自律神経とは・・・》
私たちの身体に張りめぐらされている神経には、「体性神経」と「自律神経」という2つの系統があります。
体性神経は、自分の意志や意識で働く神経です。手や足を動かしたり、熱い、暑い、痛いなどの
感覚を脳に伝えたり、脳の指令で手や足を動かすなど、身体を動かすように作用します。
自律神経は、心臓・腎臓・肝臓・脾臓・胆嚢・小腸・大腸・胃・十二指腸などの内臓や代謝・体温の
調節など、自分の意思や意識で働かせることのできない神経です。
生命を保つうえで、重要な身体の機能をコントロールして、24時間働き続けている神経です。
ただ肺だけは、自律神経も支配しているし、自身でも動かそうとして動かせる唯一の場所です。
そしてその自律神経は、交感神経と副交感神経とに分かれます。
危機感などの時に良く働き、脳や身体を
高率的に動かすのに 適した状態にする神経。
副交感神経・・・休む・眠る・くつろぐ・内臓が動いて
いる時・安心感を覚える・リラックスなど身体の
休養、身体の修復などの時に良く働く神経。
◆昼間は交感神経、夜間から朝は、副交感神経が良く働くということです。
《交感神経の働き》
交感神経は、労働・闘争・運動・ストレスを感じる
などの時に働き、心身ともに活動しやすくする神経です。
交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれています。
交感神経は、太陽が昇るとともに少しずつ活発になって
きて、昼間がピークになり、夕方から夜にかけて段々と
働かなくなってきます。
身体を動かすには、脳からの指令で筋肉を動かし、筋肉からも脳に動かしたことの伝達をします。
この伝達には、血液が運んでくる栄養と酸素が必要になります。
しかし精神的な緊張や強いストレスなどで、交感神経が働きすぎると・・・
精神的緊張やストレスを感じる➡交感神経が働きすぎる➡血管や筋肉が収縮➡
血流が悪くなる➡栄養と酸素不足➡老廃物が排出できなくなり、疲労物質が貯まる➡
消化液の分泌やホルモンの分泌も抑制➡内臓機能の低下➡肩こりや腰痛などの症状や
血圧上昇、動悸を起こす➡精神的緊張やストレスにつながる・・・
という悪循環が続いてしまいます。
心身ともに活動しやすくする神経の交感神経ですが、ストレスの多い現代では、
逆に災いになってしまい、交感神経(緊張する神経)ばかりが働いて
しまい、副交感神経(休む神経)が働けずに、自律神経のバランスが
乱れてしまう結果を生みだしています。
《副交感神経の働き》
リラックス・内臓が動いている時に働いています。
主に、身体を修復してくれる働きをします。
身体は見た目に動いていない時でも、常に体内は
動いています。
そのため、修復しないといけない部分が出てくる
のですが、副交感神経が働いている時にしか
大きな修復はできません。
病気になった時、寝れば一番治りが早いのはこのためです。
眠ると働くのが副交感神経です。睡眠、とても大事です!
副交感神経が働く時間は、夕方から少しずつ活発になり、深夜寝ている時に働きがピークとなります。
太陽が昇るとともに、少しずつ働かなくなってきて、通常昼間はあまり働いていません。
副交感神経が活性化すると・・・
リラックスする➡筋肉がゆるんで血管が広がる➡血流が良くなる➡血管・リンパ・
神経の活性化➡栄養・酸素・体温が身体の隅々まで運ばれる➡老廃物や疲労物質などが
スムーズに排出➡新陳代謝・免疫力アップ➡身体の修復や疲労の回復➡リラックスできる・・・
というサイクルができます。
●神経が流れやすい ⇒ 身体の異常が脳にちゃんと伝わり、脳からの修復の指令も身体の
各部分にちゃんと伝わる。
●血液が流れやすい ⇒ 栄養・酸素・体温が全身に送られる。
●リンパが流れやすい ⇒ 老廃物や疲労物質を排出しやすい。
例えば、リンパマッサージを受けるとトロ~ンと眠くなってきたりしますが、
副交感神経が働くようになるからです。
リンパマッサージは、筋肉をゆるめ、血流を良くして、身体の隅々まで
栄養・酸素・体温を全身に行きわたらせ、リンパの流れを
良くして老廃物、疲労物質の排泄をスムーズにします。
新陳代謝や免疫力をアップするため、身体の修復や疲労の回復が行われます。
《交感神経と副交感神経の関係》
交感神経と副交感神経は、シーソーのような関係で、
どちらかが働くと、どちらかは働けないのです。
シーソーの関係をちょうど平行に保つことが、良い身体の
状態といえます。
脳や身体を動かしたり、働いたりしている時には、交感神経が働いているので
脳や身体の修復はできません。この2つの切り替わりをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。
車に例えると、走っている時は交感神経が働いている時で、給油したり壊れている所を
治したりする時が副交感神経が働いている時です。
車が走っている時は、タイヤの交換はできませんね。
私たちの身体も同じで、『働きながらは休めないし、修復もできません。』
◆どちらか一方しか働けないのが自律神経の特徴です。
このような特徴があるのですが、交感神経と副交感神経のどちらが優先的に働くかというと、
それは交感神経の方が優先的に働いてしまいます。
なぜかというと、交感神経の働きに関係しています。
交感神経は、労働・闘争・運動・ストレスを感じる時に働きます。いやおうなしに、危機感を
感じたら交感神経が
働くようになっているのです。古代の狩猟民族からの自然の摂理なのですね。
反対に副交感神経の 反応が強すぎる症状を起こすこともあります。
胃酸が出過ぎて、胃を荒らしたり、心拍が減少したり(不整脈)、血圧が低下して脳貧血を
起こしたりする事があります。
◆このシーソーの関係をちょうど平行に保てるようにすること、自律神経のバランスを
整えることが健康な身体・心にとても大切なことなのです。
《自律神経のアンバランスによる症状》
動悸が激しくなったり、暑くないのに汗が出るなど、身体にちぐはぐな動きが現れます。
精神的には、イライラや落ち込み、記憶力の低下などの症状が現れます。更年期障害が
起きたり、自律神経失調症やうつへとつながってしまいます。
症状は、日によって症状や強さが変動しますし、症状の現れ方に個人差があります。
●身体に現れる症状
睡眠障害
胃痛、腹痛、嘔吐、 乾燥、湿疹(しっしん)、かゆみ 腰痛、関節痛、筋肉痛、手の
イライラ 落ち込み 涙もろい 無気力 記憶力の低下
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
◆次回は、自律神経のバランスを崩すストレスについてお話させて頂きます。◆
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
自律神経のバランスが崩れると様々な症状が現れてしまいます。
更年期障害もその1つですし、女性ならではの辛い症状ばかりです。
これからの季節は冷房も入り、ますます辛い症状に拍車がかかってしまいます。
ジメジメ、ムシムシの梅雨の季節、熱帯夜で寝苦しい夏のストレス、クーラーの冷えなどなど・・・
その前の身体の準備をする➡辛い思いも少ない➡ストレスが少なく快適な毎日にチェンジ!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
★自律神経のバランスを整えておきましょう!
《MYUのリンパマッサージは・・・》
自律神経のバランスを整えるには、背中の筋肉を柔らかくするのが効果的です。
自分では届かない背中は、自分ではケアすることができませんね(>_<)
MYUでは、背中のケアに、高濃度酸素オイルO2クラフトをたっぷり使い、筋肉に酸素を
与え、酸素の力で筋肉の緊張を取り、交感神経が働き過ぎないようにして、自律神経の
バランスを整えます。背中の筋肉の緊張が取れると・・・
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
リンパの流れ、働きが活性化され、老廃物や疲労物質などがスムーズに排出!
内臓の働きも良くなり、新陳代謝、免疫力アップ、身体の修復や疲労の回復にスゴイ効果!
24時間働き続けてくれている身体にご褒美を・・・
※「O2クラフト」についてのブログ記事はこちらをご覧ください。
~自律神経のバランスを整えるメニューをご用意しております!~
↓お問い合わせはこちら↓
[contact-form][contact-field label=’名前’ type=’name’ required=’1’/][contact-field label=’電話番号’ type=’text’ required=’1’/][contact-field label=’ご予約希望日時’ type=’textarea’ required=’1’/][/contact-form]
お電話はこちらまで・・・TEL090-5352-7960