＿内田＿ 

朝晩涼しくなり、日中との気温差が大きい季節になってきましたね。

夜は、虫の声も聞こえ、秋の気配を感じ始め、涼しくなってきました。

これから寒い季節を迎えますが、冷え性の方には辛い季節ではないでしょうか？

女性に冷え性の方が多いですが、それは女性と男性の

脂肪のつき方が違うからなんです。

男性は、内臓脂肪がつきやすいのですが、女性は

皮下脂肪がつきやすく、その脂肪も身体の部分によって

つきやすい場所とそうでない場所があります。

その皮下脂肪が最も付きやすい場所は、太ももやお尻

なんです。

問題なのは、この皮下脂肪は、一度冷えると温まりにくいという性質を持って

いるということです。

皮下脂肪が最もつきやすい太ももやお尻を触ってみてください。

冷たくありませんか？

太ももは、上半身から流れてきた血液が下半身へ流れていく入口ですので、

その太ももに、たくさんの皮下脂肪がついて冷えてしまうと、足先まで流れて

いく血液が冷えて、下半身全体が冷えてしまいます。

▼セルライトができるメカニズム

さらに太ももが冷えてしまうのは、他の脂肪とは

違う頑固な脂肪のセルライトがつきやすい場所でも

あるからです。

セルライトは、運動不足、血行不良でまわりの

毛細血管やリンパ管を圧迫して血流やリンパの

流れが悪くなり、長い時間をかけて老廃物と

一緒に溜まって脂肪細胞が肥大化してできた脂肪です。

このセルライトが太ももにたくさんできてしまうと、足の冷えがさらに強くなって

しまいます。

また太ももの冷えは、すぐ上にあるお腹まで冷やしてしまいます。

お腹には大切な内臓がたくさんありますので、お腹が冷えると

内臓の働きが悪くなります。

そうならないために身体の中を流れている血液は、内臓の働きを

良くしようと、お腹に血液を集中させます。その結果、手や足まで

しっかり血液が届かなくなって冷えてしまうのです。

反対に、お腹がいつも温まった状態だと、手足に血液が行き渡り、冷えが解消されます。

さらに女性は子宮があり、ホルモンバランスにより、生理の時などは血の巡りが悪くなり、

腰から足にかけて冷えを感じやすいのです。

このような理由で女性には冷え性が多く、太ももの冷えが、冷え性の原因の一つに

なっているのです。

そして太ももには太い血管や、老廃物が流れるリンパが集まっています。

特に内ももは、「内股（ないこ）」と言って、「下半身を養う」と言われていて、

とても大切な場所です。

その内ももを温めると、太もももお腹も温まり、手足に血液がしっかりと届くように

なりますので、手足の冷えの改善につながります。

今回は、足の冷え、むくみの改善で大切な部分、太もものセルフケアについて

お話させて頂きます。

 《太もものセルフケア》

①リンパの最終出口、鎖骨リンパ節のケアをしてから、太もものリンパが

集まる鼠蹊（そけい）リンパ節をマッサージをします。

 ②前回お話しています、足のケアに加えると良いですね。

オイルをたっぷり塗ります。

セルライトが気になる太ももには、高濃度酸素オイルO2クラフトを使用することが

最適です。

リンパの流れに沿って、太ももの筋肉を柔らかくします。膝から鼠蹊部へ向かって、

外側、内側、前面、後ろとまんべんなく力を入れすぎずマッサージします。

グーをつくり、クルクルとらせんを描くようにすると疲れずにマッサージできます。

内ももを軽く押して痛みを感じる方は、足のリンパの流れが悪い方、冷え性の方、

腰痛のひどい方、子宮が冷えている方が多いようです。

また太ももの外側が痛い方は、腰痛のひどい方が多いようです。

  　　　　　★足のケアの　　 

 ③終わったら両手の手のひらを密着させながら、膝から太ももの

前と後ろ、側面と、特に内側はていねいに鼠径リンパ節に

流しましょう。

ー

《東京店》　

　H ２７年 ９月１１日（金）　～　９月２４ 日（木）まで営業

《郡山店》　

　H ２７年 ９月２７日（日）　～　１０月８ 日（木）まで営業